2016年6月5日日曜日

【TBS】報道番組内でオウム真理教のサブリミナル映像を使用する

オウム真理教事件が日本を震撼させていた1995年5月2日、日本テレビ系列のテレビアニメ『シティーハンター3』第11話(1989年(平成元年)12月24日放送)の再放送で教団代表・麻原彰晃の顔が1フレームだけ挿入されていたことがTBS系のニュース番組で報道され、「サブリミナル効果」として問題視した。

しかし、同年6月9日には逆に日本テレビ系列のニュース番組で、TBSのオウム真理教関連番組(1995年(平成7年)5月放送)に、麻原の顔等の画像が無関係な場面で何度も挿入されていたことが報道された。

TBSはサブリミナル手法を番組テーマを際立たせる1つの映像表現として用いたと説明したが、非難が集中し、郵政省は同年7月21日、TBSに対し厳重注意を行った。

日本テレビではアニメ番組内で半ばジョーク的に行っていたのに対し、
TBSは報道番組内でサブリミナルの意図をもった悪質な行為であった。
(当時のアニメ番組ではスタッフのジョークで関係のないフレームを差し込むことが度々行われていた。)


※サブリミナル映像
日本では1995年に日本放送協会(NHK)が、1999年に日本民間放送連盟が、それぞれの番組放送基準でサブリミナル的表現方法を禁止している。
心理学的には人は同一人物や同一物を何度も目にすることで、その人物や物に対して好意を抱く効果が認められている。
サブリミナルはその効果を利用した悪質な手法である。

出典元
サブリミナル


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